糖尿病(とうにょうびょう)

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糖尿病;糖尿病の初期の段階には症状が全くなく、病気がある程度進行してはじめて、だるさやのどの渇き、多尿、やせ、食欲亢進といった症状が出てきます。こうした症状が出た時点ですぐ診断を受け、治療すればよいものを、放置したばかりに合併症に苦しむ人が少なくありません。

糖尿病とは?

糖尿病は血糖値が高くなる病気です。

●糖尿病と診断される目安

・空腹時血糖

境界型

食後1時間以上・・・180mg以上
食後2時間以上・・・150mg以上

糖尿病

200mg以上

空腹時血糖とは・・・

血糖値は、食前の空腹時には下がるが、食後には上がります、糖尿病と診断される値を示します。

・HbA1c

正常値

4.3%〜5.8%

糖尿病の疑い

6.5%以上

糖尿病

8.0%以上

HbA1cとは・・・

ヘモグロビンエーワンシーの略、HbA1cは、血糖と違い食事の影響を受けずに過去120日間の平均的な血糖状態が検査出来ます。

日本糖尿病学会の診断基準は1999年に変更されました。

・1999年以降の空腹時血糖値定義

健康体

110mg/dl未満

糖尿病予備軍

110〜125mg/dl

糖尿病

126mg/dl以上

糖尿病型と診断する空腹時血糖の基準値が、以前の140mg/dlから 現在の126mg/dlに引き下げられています。

糖尿病の症状は?
糖尿病の症状は口渇・多尿等が挙げられます
1.口渇
2.多尿
3.体重の増減
4.疲労倦怠
5.皮膚病
6.神経痛

糖尿病を放っておくと大変です!

【糖尿病がもとで起こる合併症状】

合併症状イラスト

3大合併症とは

●糖尿病網膜症 ●糖尿病腎症 ●糖尿病神経障害

早期診断・早期治療を心がけましょう!

1.最近急増している糖尿病。
会社のリーダーともなると、接待やら外食が続いたりして糖尿ぎみだといわれる方も多いのではないでしょうか?
皆様の食生活も随分と欧米化してきており注意が必要です。
●糖尿病予備軍
糖尿病は、膵臓(すいぞう)で作られるインシュリンという血糖を低下させるホルモンの働きを低下(インシュリン抵抗性)や分泌量減少(インシュリンの分泌不全)のために血液の中の糖分が異常に高くなる病気です。糖尿病は、異常に増えた老廃物や血糖のために、血液がドロドロになり進行すると動脈硬化(血管障害)などの合併症がおこります。
次のような症状がある方は、糖尿病または、糖尿病予備軍かも知れません。

(1)体がだるく疲れやすい
激しい運動や無理な労働をしたわけでもないのに体がだるく疲れやすい。食後眠い人は要注意です。
(2)食欲が急に増した
食欲が急に増して、食べても食べても空腹感が残り、甘いものがむやみに食べたくなる。
(3)のどが渇き、尿量が増えた
のどが渇くので水を多く飲むため、尿の回数も量も増えた。夜中に小便に何度も起きて、または水を沢山飲む(これは糖尿病の代表的症状です)
(4)体重が減る
糖尿病は初期の段階では自覚症状が殆どありません。

上のような症状に気付いた時にはすでにかなり進行していることが多いのです。また糖尿病にかかっていても活動的で食欲もあることが多く、この自覚症状がないことと、糖尿病を意識した事がないことが発見を送らせて進行させてしまう一因です。
糖尿病は推定690万人といわれ、そのうち自覚している方は4分の1であると学術報告されています。そして糖尿病患者は、この10年間で、約3.5倍に増加したと言われています。さらに、糖尿病予備軍は日本人の20%(約2000万人)に達するといわれています。
なんと!5人に1人は糖尿病予備軍!皆様は大丈夫でしょうか?

糖尿病はなどの大切な栄養素が尿中へ排泄されてしまう病です。大切な栄養素を失って、だんだん正気が衰えてきます。
糖尿病では、糖やたんぱく質が尿中へ排泄されますが、それだけではなく亜鉛、マグネシウム、クロムなどのミネラルまでもが多量に排泄されてしまいます。
例えば亜鉛においては、健康な人の3〜4倍の尿中排泄してしまいます。
糖尿病は大切な生理作用を担っている栄養素が体から流れ出てしまう病気です。ですから、糖尿病の初期に太っていた方も、だんだん痩せて正気が衰えていくのです。
糖尿病では、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルが尿中へ多量に排泄された結果、血清中のミネラルも、低下しています。そして、色々な生理作用の低下を招き、さらに糖尿病を悪化させます。ですから、糖尿病では尿中に失った亜鉛、クロム、マグネシウムなどのミネラルをしっかりと補給し、体を活性化することがとても大切です。

2.糖尿病の発病の過程
糖尿病の発病の過程をご紹介します。糖尿病は、膵臓で作られるインシュリンという血糖値を低下させるホルモンの働きの低下(インシュリン抵抗性)や分泌量減少(インシュリン分泌不全)のために血液の中の糖分が異常に高くなる病気です。もう少し詳しく<糖尿病の発病の過程を述べます>。
糖尿病になる方は、遺伝的にもともと糖尿病になりやすい要素があります。糖尿病になる方は、遺伝的にもともと糖尿病になりやすい要因があります。
糖尿病への始めの段階として、過食による肥満、栄養バランスの乱れ、運動不足、加齢によって血液中の糖分、コレステロール、中性脂肪の濃度が上昇します。
この糖分、コレステロール、中性脂肪がインシュリンにベトベト と付着します。すると、インシュリンは血糖を下げるなどの作用が妨げられます。(インシュリン抵抗性)このベトベトが糖尿病の始まりです。
ですから、糖分、コレステロール、中性脂肪の撮り過ぎには十分注意したいものです。
ところで、インシュリン作用障害を補うために膵臓(すいぞう)のベーター細胞からは、以前より多くのインシュリンが分泌されます。しかし、膵臓のベーター細胞は、多量のインシュリン分泌を休みなく連続して行うと次第にその機能は衰え、ついにインシュリン分泌量が低下(インシュリン分泌不全)し血糖は上昇します。上昇した血糖によりベーター細胞の機能は更に低下し、糖尿病へと発症します。

3.糖尿病の食事療法のポイント
糖尿病はお食事を気をつけることで予防が出来ますね。これからの食欲の秋の誘惑に負けないように養生してください。

1 適切なエネルギー量をとる
2 栄養をバランス良くとる
3 ミネラル・ビタミンを豊富に摂取する
4 糖質・脂質を減らす
5 3食必ずとり間食をさける
6 夕食後すぐに寝ない

糖尿病の方は、栄養過多(糖分・脂質・たんぱく質)で栄養不足(ビタミン・ミネラル)さらに不足しているミネラルが尿とともにどっさり排出されます。
糖尿病もしくは、糖尿病傾向の人は、糖分、脂肪、蛋白質を多く撮り過ぎ、カロリー過剰状態にあります。余分な血液中の糖分・コレステロール・中性脂肪は、インシュリンの作用を障害します。これが糖尿病の始まりの原因になっています。
そこで食事療法を行う時には、糖分・コレステロール・中性脂肪を適正に摂って、カロリー摂取に気をつけることが必要です。
しかし、カロリー摂取ばかりに気をとられ、食事の量を減らすとミネラル(亜鉛・3価クロム・マグネシウム・カルシウムなど)ビタミンが不足してしまいます。
糖尿病患者についての栄養調査でカロリーばかりに気を取られて食事の量が少なく、ミネラルが不足している事が報告されました。
顕著な例として、亜鉛の必要量は1日12mgですが、糖尿病患者の摂取量はたった 6・6〜8・5ミリグラム。
必要量の43%から57%しか摂っていません。
亜鉛は最も不足しているミネラルとして心配されています。
また、鉄・カルシウム・マグネシウムも不足している事が示されました。

<お食事では>
・鉄………………干しひじき、豚レバー、そうだかつお、わかさぎ
・カルシウム……わかさぎ、いわしまるぼし
・マグネシウム…ごぼう、そらまめ、わかめ
・亜鉛……………牡蠣(かきがダントツです)
などに含まれています。

糖尿病は糖分が多量に尿中へ排泄される病ですが、同時に亜鉛・クロム・マグネシウムなどのミネラルも多量に排泄されます。
これらのミネラル・ビタミンが不足するとインシュリンの働きが悪くなったり、インシュリンの分泌機能が低下し血糖値が高くなります。さらに糖尿病によって異常に増えた老廃物の処理がスムーズに出来なくなり血液がにごってしまいます。
つまり、糖尿病では亜鉛をはじめとするミネラルの摂取量の不足とともに尿中への多量排泄で、その不足量をどのように補っていくかが課題と言えるでしょう。
糖尿病傾向の人の食事療法のポイントは糖分・脂肪・たんぱく質を控えてミネラル・ビタミンをバランス良くしっかり摂ることです。
糖分を控える事に目を向けがちですがミネラルも大切なポイントなのです。

<一口メモ(1)>
日本人をはじめとするアジアの人々は糖尿病になりやすいと言われています。糖尿病の原因といわれる過食によるエネルギーの摂りすぎ、夜遅い時間の飲食、体内脂肪の過多、運動不足、過剰なストレス、高血圧。
これらは生活習慣と関係が深く、ライフスタイルを見直すことで改善が可能です。かつて糖尿病は成人病の1つと言われていました。それが最近では清涼飲料水の飲みすぎなどで、小児や若い人の発症例も珍しくありません。そして今、成人病は生活習慣病と言われるようになったのです。

4.インシュリンをためる力【亜鉛】を摂りましょう
インシュリンが膵臓(すいぞう)で合成、貯蔵されるためには亜鉛が必要不可欠です。
糖尿病では血糖値が高ければ高いほど、亜鉛は尿中へ多量に排泄されます。
血清中、細胞中、膵臓のベーター細胞の亜鉛濃度も低下してしまいます。つまり、糖尿病の方は亜鉛欠乏の状態にあります。
ところで、先程述べましたが、糖尿病は血糖値を下げる働きをするホルモンのインシュリンが不足するために生じる病気です。インシュリンは膵臓のベーター細胞で作られますが、インシュリンがベーター細胞内で合成、貯蔵されるためには、亜鉛が必要不可欠です。
もし亜鉛が欠乏すると、インシュリンをベーター細胞内に十分に貯蔵できません。糖尿病の方は亜鉛をしっかり摂って、インシュリンをベーター細胞内に十分に貯蔵したいものです。

●亜鉛が欠乏するとどんなことがおこるのでしょう?
糖尿病での亜鉛欠乏では・・・
■膵臓のベーター細胞でのインシュリンの合成能と貯蔵量が低下
■疲労の素である乳酸の除去が遅れる
■エネルギーの素であるATP(アデノシン3リン酸)の合成が円滑に進まない
■活性酸素を除去するSODの活性の低下
■糖代謝の低下
■血清コレステロールの上昇
■味覚障害
などが生じ、糖尿病をさらに悪化させます。

【一口メモ (2)】
糖尿病の初期段階では痛みなどの自覚症状が殆どありません。
ノドが渇く、尿の量や回数が増えた、足の裏などに痺れを感じるなどの症状が現れた時には、糖尿病はかなり進行した状態にあります。
今までの生活習慣や、現在の体調に疑問を感じたら、早め早めの検診をお勧めします。
インシュリンの働きが悪くなると、糖尿病を始めとする様々な病気にかかりやすくなるからです。
自分や家族のためにも自己管理で病気の予防を心がけましょう。

5.糖尿病にはビタミン補給も大切
活性型ビタミンDが注目されています。
それは活性型ビタミンDが膵臓(すいぞう)のベーター細胞でのインシュリンの生産と分泌を助けているからです。
活性型ビタミンDが不足したり、その活性が低いと糖尿病を起こしやすいのです。
世界的に権威のある学術雑誌(サイエンス)の中で活性型ビタミンDを与えた状態と、ビタミンD欠乏の状態を比較して活性型ビタミンDを与えた場合は実にインシュリンの分泌量が2倍もあることが報告されました。
また、膵臓のベーター細胞からインシュリンが分泌される時にはベーター細胞に流入したカルシウムの刺激が必要です。
活性型ビタミンDはカルシウムをベーター細胞へ輸送する決め手になり、インシュリン分泌を促進します。
また、糖尿病ではビタミンDとカルシウムの不足により、健康人の3倍の骨減少が認められていますので、糖尿病の方はカルシウムの補給も大切です。
なお、牡蛎(オイスター)には天然活性型ビタミンDが含まれており注目を集めております。

●クロム補給でインシュリンの感受性を増強!
血液中の血糖や中性脂肪でインシュリン作用が障害される事が糖尿病の一因です。
一方3価クロムは障害されているインシュリンの感受性を増強させる働きがあります。
ところが糖尿病では3価クロムも尿中へ多量に排泄されるため、血液中の三価クロムの減少を招きます。その結果、血中インシュリンの働きは低下し、血液中の糖分は肝臓や筋肉の中に取り込まれにくくなり、血糖値が高くなることが学術報告されています。
3価クロムは、牡蠣などの貝類・肉類に豊富に含まれています。

●糖尿病一口メモ (3)
糖尿病の方は、糖だけでなくビタミンやミネラルも多量に排泄されることは説明しましたね。実はミネラルのうち亜鉛は免疫力とも密接な関係があり、体内から亜鉛が失われるということは外部からの菌やウイルスに抵抗する力も低くなりやすいということなのです。
風邪を引きやすい人はこの亜鉛欠乏の状態にあると言っても良いでしょう。免疫力を維持して風邪を引かないようにするためにも亜鉛の補給も心がけたいものです。

6.糖尿病予防の食材
インシュリンをベーター細胞に貯蔵するなどの重要な働きをする亜鉛は、貝類、肉類に含まれます。その中でも群を抜いて最も多く亜鉛を含む食物は貝の牡蠣です。
牡蠣はまた、インシュリンの感受性を増強するクロム、インシュリン分泌を促進する活性型ビタミンDが豊富にバランス良く含まれているので糖尿病の食事療法の食物として注目されます。
タウリンには糖尿病による血小板機能異常で、血液がどろどろに固まるのを防ぐ作用があります。タウリンは牡蠣、イカなどに豊富に含まれています。
血管を保護するマグネシウムは昆布、干ひじきなどの海藻類に豊富に含まれています。
インシュリンの分泌の刺激や骨を守る働きをするカルシウムは小魚類、海藻類に多く含まれています。

●糖尿病一口メモ (4)
糖尿病の食事療法というと、これまでの食生活と全く変わってしまうのでは?
美味しくないのでは?といった不安を感じる方が多いようですが今まで多く摂り過ぎていた物を下げ、摂り忘れていた物を多くする。そして適正なカロリー量を摂る。
この3つを頭に、好き嫌いのある方や、強いて食べる機会のなかった方もこれからは、ビタミン・ミネラルの豊富な貝類・海藻類・きのこ類・山菜や乳製品を今までよりちょっと多めにとるつもりで気楽にはじめましょう。

7.味を感じないのはなぜ?
味覚障害は糖尿病の予備軍です。
「食べてもあまり味を感じない」と言う事は恐らく味覚障害の状態にあったと思われます。味覚障害は必須ミネラルの亜鉛が不足した場合に生じる症状です。
亜鉛不足では、糖、脂肪代謝が低下するために、コレステロール中性脂肪が血液中にたまりやすくなります。そのような状況で脂っぽいものを沢山食べると血液中のコレステロール、中性脂肪が急に増加する可能性があります。すると、前に述べましたようにコレステロール、中性脂肪はベトベトし、インシュリンに付着し、血糖値を下げるインシュリンの作用を妨げます。
また、インシュリンが膵臓のベーター細胞に貯蔵されるためには亜鉛が必要ですが、その亜鉛も不足状態にあったと思われます。
その結果、糖尿病へと進行したと思われます。
味覚障害は糖尿病の症状の1つです。
「食べてもあまり味を感じない」時は、亜鉛不足の信号です。牡蛎(オイスター)などの亜鉛含有量の高い食品を摂って亜鉛補給に心がけたいものです。
味覚障害が解消されれば油っぽい物も自然とあまり欲しくなくなります。

●糖尿病一口メモ (5)
糖尿病は決して治らない病気ではありませんが、完治するにはとても時間がかかる病気だと言えるでしょう。
あせって無理な食事療法や運動メニューを組んでもそれが逆にストレスになってしまう場合もあります。
あせらず、ゆっくりと時間をかけてお互いを知り合い、毎日の生活リズムをつかんだらご家族の協力に頼るだけではなく、一人一人が自信を持って無理なく、楽しく、明るく付き合っていきましょう。

8.糖尿病だとどうしてこんなに疲れるの?
■糖尿病の方は体に疲労物質(乳酸)がたまりやすい!
人の体に乳酸というものがたまるとだるく疲れやすい・肩がこる・目がしょぼしょぼする。などといった疲労感を覚えます。このような疲労感のモトとなっている老廃物は疲労物質と言います。
「乳酸」はその代表的なものです。
ところが、やっかいなことに糖尿病やその傾向にある方は正常な方に比べて酸素を運搬するヘモグロビンの働きが低下。血液粘度の変化で組織に酸素が十分に供給できない状態にあります。
そのため、糖尿病の方は体に乳酸(疲労物質)がたまりやすくとても疲れやすいのです。
特に、糖尿病の方がお酒を飲みすぎると、乳酸がたまりやすいのでご注意ください。乳酸は疲労の原因であるだけではなく、血液をドロドロにし血管障害を誘発する要因になります。


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