気鬱(うつ)で食べられない、あるいは食べるとみぞおちがつかえて苦しい方
脾胃気虚・湿阻気滞
脾胃気虚の寒湿阻滞で、愛気・嘔吐・腹満・腹痛・下痢などを呈するもの。
理気止痛・化湿止瀉の木香と、温胃止嘔・哩気止痛・止瀉の砂仁を配合し、吐瀉・腹痛・腹満を解消する。
(source)
西暦1107年 宋時代 『和剤局方』 陳思文 太平恵民和剤局方(たいへいけいみんわざいきょくほう)ともいう。宋・太医川編。1078~1085年に刊行。宋代の薬局法ともいうべき書で、ちなみに日本の薬局方の名はこの書より起ったものである。現存するものは10巻で諸風、傷寒など14門、788方に分類される。処方毎に主治、配伍、修制法などが記されており、広く流布し、影響の比較的大きい書である。→処方使用期間:900年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k2285 | 504錠 | 8,640円(税込) |
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k2283 | 2.0g×90包 | 11,880円(税込) |
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k2284 | 500g | 30,240円(税込) |
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●一日分生薬乾燥エキス量…6 g ●一日分価格(税込)…396円
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証(症状・体質)判定を望む方は
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※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
…補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。
【中薬大分類】補益剤…正気を補う方剤です。補益薬を主体にして正気の不足である虚証を改善する方剤です。扶正剤・補剤ともいいます。
【中薬中分類】補気剤…気を補う方剤です。気虚を改善する方剤です。益気剤ともいいます。
裏寒虚(りかんきょ)
…証(体質・症状)が、胃腸虚弱で消化管に水分が停滞しやすいタイプに用いる六君子湯に、香附子(こうぶし)、縮砂(しゅくしゃ)、?香(かっこう)の3味を加味した処方である。基本的には六君子湯の方意をもっているが、加味した3味は共に胃腸の機能を高め、気分の塞さがりを開く働きがあり、六君子湯に神経作用を加えた処方といえる。の方に適応します。
【証(病機)】脾虚・湿阻気滞(ひきょ・しっそきたい)
益気健脾・理気和胃・止痛
組成成分各生薬の詳細説明にリンクします。 |
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 効能1 | 効能2 | 大分類 | 中分類 |
---|---|---|---|---|---|---|
半夏 » |
4 |
佐薬 |
理気・化湿・化痰・止咳・止嘔 |
化痰止咳平喘薬 |
温化寒痰薬 |
|
生姜 » |
0.5 |
使薬 |
理気・化湿・化痰・止咳・止嘔 |
解表剤 |
辛温解表薬 |
|
大棗 » |
2 |
使薬 |
健脾 |
補虚薬 |
補気薬 |
|
人参 » |
4 |
君薬 |
補気 |
生津 |
補虚薬 |
補気薬 |
甘草 » |
1 |
使薬 |
補気 |
生津 |
補虚薬 |
補気薬 |
白朮 » |
4 |
臣薬 |
補気 |
利水消腫・止瀉 |
補虚薬 |
補気薬 |
茯苓 » |
4 |
佐薬 |
健脾 |
利水消腫・止瀉 |
利水滲湿薬 |
|
陳皮 » |
2 |
佐薬 |
理気・化湿・化痰 |
理気薬(行気薬) |
||
香附子 » |
2 |
佐薬 |
理気 |
芳香化湿 |
理気薬(行気薬) |
|
縮砂 » |
2 |
佐薬 |
理気 |
芳香化湿 |
芳香化湿薬 |
|
藿香 » |
2 |
佐薬 |
理気 |
芳香化湿 |
祛暑薬 |
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・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 |
香砂六君子湯の適応証が、脾胃気虚・湿阻気滞という「本虚標実」証なので、方剤の構造もそれに対応したものになっています。
本虚である脾胃気虚を治療する四君子湯(補脾益気作用)の基礎のうえに、標実である湿阻気滞を治療する、四味の燥湿薬(陳皮・半夏・木香・砂仁)を加えた構造になっています。
香砂六君子湯の母体である四君子湯と比べると、たんなる補剤ではなく、「攻補兼施」の方剤になっていることと、芳香燥湿薬の多用により、全体の燥性が強まっていることが特徴です。
胃腸虚弱で消化管に水分が停滞しやすいタイプに用いる六君子湯に、香附子(こうぶし)、縮砂(しゅくしゃ)、藿香(かっこう)の3味を
加味した処方である。基本的には六君子湯の方意をもっているが、加味した3味は共に胃腸の機能を高め、気分の塞さがりを開く働きがあり、
六君子湯に神経作用を加えた処方といえる。