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ページの最後へ »足腰が虚弱で冷え、呼吸困難がある方に
上実下虚(寒痰壅肺・腎陽不足)
(source)
西暦1107年 宋時代 『和剤局方』 陳思文 太平恵民和剤局方(たいへいけいみんわざいきょくほう)ともいう。宋・太医川編。1078~1085年に刊行。宋代の薬局法ともいうべき書で、ちなみに日本の薬局方の名はこの書より起ったものである。現存するものは10巻で諸風、傷寒など14門、788方に分類される。処方毎に主治、配伍、修制法などが記されており、広く流布し、影響の比較的大きい書である。→処方使用期間:900年間

 
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証(症状・体質)判定を望む方 は
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 証の判定メニュー画面へ »
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※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
 
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
 
 
【中薬大分類】理気剤…気の運行を調節する方剤です。気の巡りを改善して気滞を治します。
【中薬中分類】降気剤…気の逆流を下降させる方剤です。即ち、気機上逆(気逆)に用います。
裏寒虚(りかんきょ)
 
 
 
 
 (case study)
(case study)
【蘇子降気湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
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  【患者】50歳代の男性。数年前から多忙を極め、睡眠不足と生活リズムの不規則が続いていた。3年前から咳嗽(痰を伴う咳)が起こるようになり、1年前から喘鳴を伴った呼吸困難を自覚。西洋薬は極力避け、服用中の気管支拡張薬もやめたいと希望して来院した。 【症状】咳嗽と喘鳴は睡眠不足や疲労を契機として明け方や夜間に起こる。空気を吸いにくい感じがして、胸の閉塞感もあるという。 【生活状況】就寝は午前0~1時で、起床は7時。多忙で運動不足。毎朝、牛乳300mlとヨーグルト、サラダを食べる。 【漢方的特徴】舌診では、舌質が淡く、やや腓大。脈は緩滑。五臓六腑のうち肺、脾、腎の状態を反映する手足、胸腹、背部のツボの虚性反応がある。小腹(下腹部)が軟弱。 【治療経過】煎じ薬で蘇子降気湯(そしこうきとう)(蘇子〈シソの種子〉、半夏、前胡、厚朴、肉桂、当帰、灸甘草で構成)を処方したところ、1週間後には咳嗽と呼吸困難は3分の1程度に軽減。テオドールなど複数の気管支拡張薬の使用量が著しく減少した。 その後、患者個人の体質、疲労度、時候に合わせて生薬を適宜加減した。洋食中心だった食生活をできるだけ和食に戻し、疲労とストレスをためないように生活改善をした。現在は西洋薬を服用しなくても喘息発作を起こすことなく生活している。 ・現代病名:気管支喘息 | 
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| 組成成分各生薬の詳細説明にリンクします。 | 
| 生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 大分類 | 中分類 | 
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・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 | 
