漢方薬 中医師 漢 方
… 瘡腫初起。赤腫疼痛、悪寒発熱、無汗不渇、苔薄白、脈浮数。

【適応症】急性化膿性皮膚疾患の初期、吹き出物、湿疹

●急性化膿性皮膚疾患の初期に用いられます。
●荊防敗毒散には、生姜を含まないので、炎症が強い場合にも熱を増長する心配が少ないことが特徴です。
●茯苓を配合しているので、水分代謝を改善し体に余分な水分を排出する作用が強くなっています。むくみによって神経が圧迫されて生じるしびれ・痛みに応用できます。
●荊防敗毒散は、湿疹や皮膚炎などの化膿症の初期で、発赤(赤い)、腫脹(はれる)、疼痛(痛い)など炎症症状が顕著なものを改善させる漢方薬です。

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

静寂

出典 (source)出典書籍
西暦1587年 明時代 『万病回春』 {龍+共}廷賢 →処方使用期間:420年間

クスリ

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証の判定 判定

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中医学の証・解説

【中薬大分類】解表剤…発汗、解肌、透疹等をうながして、初期の感冒等表証に対処する方剤です。主に外感病の初期に使用します。

【中薬中分類】扶正解表剤…正気を補いながら解表する方剤です。虚証の外感表証に用います。

八綱分類表寒虚(ひょうかんきょ) 表 寒 寒 虚 …証(体質・症状)が、表証(急性期)、寒証(冷え)、虚証(虚弱)、風証(開泄)、湿証(水分停滞)の方に適応します。


女性  男性 女性の使用が多い方剤です。

【中医学効能(治法)】 発汗解表・消瘡止痛


荊防敗毒散の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 大分類 中分類

羌活 »

5

解表剤

辛温解表薬

独活 »

5

君薬

祛風湿薬

柴胡 »

5

臣薬

解表剤

辛涼解表薬

枳穀 »

5

君薬

茯苓 »

5

佐薬

利水滲湿薬

荊芥 »

5

臣薬

解表剤

辛温解表薬

防風 »

5

君薬

解表剤

辛温解表薬

桔梗 »

5

君薬

化痰止咳平喘薬

止咳平喘薬

川芎 »

5

使薬

活血化瘀薬(理血薬)

甘草 »

3

使薬

補虚薬

補気薬

・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
・臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
・佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
・使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

敗毒散は発散風寒、疏導経絡、行気和血の役割があり、風寒湿邪が肌?に鬱して瘡瘍になる。
初期は、膿が形成していないうちに表には無汗寒熱証を現す。
人参を取り、荊芥、防風を加え、生姜、薄荷を使わないで、荊防敗毒散と改名した。
その開肌?、去風寒の効はいっそう強くなる。
だから、体質丈夫の人の敗毒散証の者に最も適する。
そして、瘡瘍初起の寒熱無汗をも治す。