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こんな方に

吐き気や胸やけがあり尿量が減少する方

主 治

脾胃気虚(胃下垂)

適応症

胃炎胃アトニー、溜飲(飲食物が胃に滞って、酸性の胃液がのどに上がってくること)、胃下垂神経症、胃拡張、消化不良、胆石症

妊娠・授乳の注意

女性

●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

診断のポイント

●悪心、嘔吐
 食後苦しまずに嘔吐することが多い
●胃内停水
●尿不利、足冷

弁証論治

●脾胃気虚 »

出典書籍

出典書籍 (source)
西暦250年 三国時代 『金匱要略』 校訂 →処方使用期間:1757年間


処方別・製品一覧

医薬品個人輸入 説明表示をクリック(タップ)→説明表示 いらっしゃいませ 医療用漢方薬

ウチダ 茯苓飲 煎じ薬の通販画面へウチダ 茯苓飲 煎じ薬の通販画面へ »
ウチダ和漢薬ウチダ和漢薬 » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:69
本剤は、〈煎剤〉です。

煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。

ウチダ 茯苓飲 煎じ薬のお買物(shopping)
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k1048 30日分 14,018円(税込)
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●一日分価格(税込)…454円


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コタロー 茯苓飲 エキス細粒の通販画面へコタロー 茯苓飲 エキス細粒の通販画面へ »
小太郎漢方製薬小太郎漢方製薬 » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:N69
本剤は、〈散剤〉です。
医薬品の個人輸入
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k2169 2.0g×42包(2週間分) 5,892円(税込)
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k2170 2.0g×231包(77日分) 28,257円(税込)
数量
●一日分価格(税込)…0円


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ツムラツムラ » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:69
本剤は、〈顆粒剤〉です。
医薬品の個人輸入
ツムラ 茯苓飲 エキス顆粒(医療用)のお買物(shopping)
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k0680 42包(2週間分) 5,235円(税込)
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k0808 189包(63日分) 19,911円(税込)
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●一日分生薬乾燥エキス量…2.75 g  ●一日分価格(税込)…494円


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剤盛堂薬品剤盛堂薬品 » ≪医薬品≫ 本剤は、〈散剤〉です。
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k2105 500g 27,000円(税込)
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証の判定

判定

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中医学の証・解説

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

茯苓飲 朱雀:四神の獣・南方の守護神

【中薬大分類】祛湿剤…停滞した水液(湿)を除去する方剤です。

【中薬中分類】利水滲(しん)湿剤…湿を排泄する方剤です。

八綱分類

裏寒虚(りかんきょ) 裏 寒 寒 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(やや虚弱)、湿証(水分停滞)の方に適応します。


【証(病機)】脾胃虚(ひいきょ)

中医学効能(治法)

理気化痰・健脾益気・和胃降逆

用語の説明(term)

理気(りき)…理気:気の流れを良くすることです。気(氣)を正常に巡らせ機能を回復する治療法です。

化痰(けたん)…痰を除くことです。

健脾(けんぴ)…脾の働きです。脾胃の機能を正常にする治療法です。

益気(えっき)…気を補充することです。

降逆(こうぎゃく)…上った気を下げることです。

脾胃(ひい)…脾胃;胃は現在の胃と考えてよいですが、脾は脾臓の事ではなく膵臓の働きに近いです。胃が消化した飲食物から滋養物質と水液を吸収し肺に送り、肺から全身に巡らせます。脾胃=消化器系のことです。

使用目標(aim)

本方剤の適応する使用目標は次のとおりです。
●みぞおち部がつかえて膨満感があり、ガスがたまる。
●水(胃液)を吐くこともあり、尿量の減少や動悸がある。
●胃部の振水音、胸やけ、おくびがある(悪心、胃痛、食欲不振を伴う)。
●胃腸虚弱、神経質で、抑うつ状態になったり、咽喉部の異物感がある。
●足が冷える。


症例・病例・治癒例・case study(case study)

【茯苓飲の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈おなかの張りが解消した〉

治例図 K君(17歳)は、受験前の大事な時期に食欲がなくなったので、両親も心配をしていました。本人は「食べてもおいしくない」と訴え、食べてもいないのにおなかが張って、胃の辺りがぼっこりふくれたような感じです。また、げっ、ぷが出やすくなり、げっぷをすると口まで水が戻ってくることもありました。
漢方薬を扱う病院で診てもらったところ、茯苓飲を処方されました。
これを服用すると、2~3日で胃の張りと膨らみがなくなり、食欲も回復しました。

・現代病名:おなかの張り

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2〈食後の吐き気が茯苓飲で改善した〉

治例図 34歳になるOLのBさんは、食後すぐに胃がもたれるので、あまり量が食べられなくなり、漢方薬を扱っている病院を訪れました。

多めに食べると2~3時間後に、食べたものが胃から上がってきてしまい、仕方がないので、上がってきたものをもう一度飲み下すというのが習慣になっていたようです。人前でそうしたことをするのは恥ずかしいし、会議があるときなどは非常に困るので、あまり食べないようにしているとのことでした。

本人は胃下垂であることを知っていて、市販の胃腸薬なども飲んでいたのですが、あまり効果はなかったようです。胃下垂には漢方がよいと友人から聞き、来院したとのことでした。

Bさんは、茯苓飲が処方されました。3ヵ月後に来院したときには、食べたものが胃から上がってくる症状がかなり減ったようです。1年ほどたったころには、症状はほとんどなくなりました。

ただし、ひどく疲れたりすると症状が再び出ることがあるため、現在でも量を減らして服用を続けているそうです。

・現代病名:胃下垂

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3〈茯苓飲で症状が緩和〉

治例図 トラック運転手のKさん(45歳)は、体力は頑強ですが、神経を使う仕事のせいか、たえず胃酸過多気味でした。

そこで、漢方薬局に相談すると茯苓飲を処方されました。

以来、服用しはじめて半年ほどたったころ、胃の調子もすっかりよくなり、長距離運送も苦にならなくなりました。

・現代病名:胃酸過多症

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組成成分

各生薬の詳細説明にリンクします。
茯苓  蒼朮  陳皮  人参  枳実  生姜 

中薬構成(herb composition)

神農

人参・白朮・乾姜・甘草は人参湯、人参・白朮・茯苓・甘草・生姜・大棗なら四君子湯です。この方剤は人参湯の白朮(収斂性)を発散性の蒼朮に、乾姜をより発散性の強い生姜に代え、潤性のある甘草を去って、湿をとる茯苓・陳皮・枳実を加えたものです。

陳皮・枳実も発散性で、生姜とともに健胃・消化作用があり、胸やけを治す作用があります。

すなわちこの方剤は、人参湯や四君子湯より発散性が強く、積極的に胃部の湿を追い出す方剤と言えます。

神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

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処方画像

胃神経的に弱った胃には茯苓飲
体力は中程度あるものの、やせ型で普通の人より神経質なため、食欲がなくなることが多々あり、たとえ食べられても、食べ物がつかえて胃の辺りを触ると硬い、押さえると痛いといった状態になりやすい人は、茯苓飲を試してみるとよいでしょう。茯苓飲は、消化不良による胃痛をはじめ、胃が弱いことを気にし過ぎる胃神経症、慢性胃炎、あるいは胃酸過多症による胸やけや、溜飲症などに効きます。また、食べても太れない人にみられる胃下垂、もともと胃に力がない人の胃アトニーや胃拡張にも有効です。
これらの症状となる原因のほとんどは精神面に起因することが多く、そのために、動悸がしたり、呑酸(酸っぱい水=胃液)が突き上げてきて吐き気を催すなどの状態になります。さらに、胃に水がたまるとガスもたまって便秘になりやすく、腸の方に水が多いと下痢になります。しかし、どちらも治すのが漢方薬ならではの働きです。これは、本来の健康な体になるよう、バランスを整えていこうとする作用によるものです。
水分代謝を正常にする処方
胃腸に関する症状のほかに、胆石症に効くのも茯苓飲です。胆石というのは、胆汁が濃縮し、石のようなかたまりができる病気です。これが大きくなったり、小さくても数が増えるなどして体内で動くと腹部に強い痛みが生じるのです。胃けいれんの原因が胆石だったという例も少なくありません。その証によっては、茯苓飲に肝臓の薬である歯藤や、胃の中の水分を取る作用のある半夏を加える場合もあります。胆石もまた、体内の水の代謝が悪くなって起こる病の1つといえるでしょう。
茯苓飲の主薬である茯苓は「水をさばく薬」ともいわれ、体内にたまった無駄な水分を押し流し、血液も含めて正常な流れにしていく働きがあります。さらに、健胃作用に優れた橘皮や枳実、強壮、疲労回復の作用に優れた生姜などの生薬がそろっているので、元気がなく、胃腸虚弱の人に適しており、胆石症にも有効なのです。
小児の消化不良にも茯苓飲
離乳食を始めるころの子どもが、せっかく飲んだミルク、あるいは食べたものをいきなり吐き出してしまうことがあります。これは、飲み込んだものがのどの辺りでつかえてしまい、その反動で逆流して起こることもありますが、どんなに小さな子どもでも病気的、神経的な原因はあるものです。例えば、胃に入ったものがうまく消化できずに気持ち悪くなり、自然に吐いてしまうことがあります。このような状態になったら、茯苓飲を飲ませてみましょう。特に水のようなものを吐く場合に有効です。
漢方には豊富な胃腸の薬がそろっていて、胃腸が弱くて虚弱気味な子どもにも用いることのできる処方として、例えば四君子湯、六君子湯、人参湯などがあります。これらは非常によい胃腸薬ですが、こうした処方を用いてもあまり効果が見られないという場合、茯苓飲が有効な場合もあるので覚えておくとよいでしょう。

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