ページの最後へページの最後へ »

こんな方に

比較的体力があり、下腹部痛があって、便秘しがちな方

主 治

瘀血を伴う血熱/腸癰(ちょうよう)(急性虫垂炎など)

適応症

月経不順、月経困難、便秘、痔疾、常習便秘動脈硬化更年期障害湿疹蕁麻疹、にきび、腫物、膀胱カタル、虫垂炎、肛門周囲炎、結腸炎、直腸炎、潰瘍性大腸炎、子宮及び付属器の炎症、骨盤腹膜炎、副睾丸炎、前立腺炎、バルトリン腺炎

妊娠・授乳の注意

女性

●大黄、牡丹皮、桃仁、芒硝により、流早産の危険性があります。
●授乳中は、乳児が下痢(泄瀉)をする場合がありますので、注意が必要です。

診断のポイント

●右臍傍圧痛抵抗
●腹力充実、便秘
●脉沈で実脉

弁証論治

●実熱燥結 »
●血瘀(瘀血) »

出典書籍

出典書籍 (source)
西暦250年 三国時代 『金匱要略』 校訂 →処方使用期間:1757年間


処方別・製品一覧

医薬品個人輸入 説明表示をクリック(タップ)→説明表示 いらっしゃいませ 医療用漢方薬

JPS 大黄牡丹皮湯の通販画面へJPS 大黄牡丹皮湯の通販画面へ »
ジェーピーエス製薬ジェーピーエス製薬 » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:JPS-84
本剤は、〈錠剤、顆粒剤〉です。
JPS 大黄牡丹皮湯のお買物(shopping)
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k0475 260錠 4,104円(税込)
数量
k0580 180包(顆粒剤) 23,760円(税込)
数量

区切り線


ウチダ 大黄牡丹皮湯 煎じ薬の通販画面へウチダ 大黄牡丹皮湯 煎じ薬の通販画面へ »
ウチダ和漢薬ウチダ和漢薬 » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:33
本剤は、〈煎剤〉です。

煎じ薬 煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。

ウチダ 大黄牡丹皮湯 煎じ薬のお買物(shopping)
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k1025 30日分 10,778円(税込)
数量
●一日分価格(税込)…349円


区切り線


ゲノウ散の通販画面へゲノウ散の通販画面へ »
剤盛堂薬品剤盛堂薬品 » ≪医薬品≫ 本剤は、〈錠剤〉です。
ゲノウ散のお買物(shopping)
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k2085 500g 21,600円(税込)
数量
●一日分価格(税込)…0円


区切り線


コタロー 大黄牡丹皮湯 エキス細粒の通販画面へコタロー 大黄牡丹皮湯 エキス細粒の通販画面へ »
小太郎漢方製薬小太郎漢方製薬 » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:N33
本剤は、〈散剤〉です。
医薬品の個人輸入
コタロー 大黄牡丹皮湯 エキス細粒のお買物(shopping)
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k2157 2.0g×42包(2週間分) 2,180円(税込)
数量
k2158 2.0g×231包(77日分) 10,733円(税込)
数量
●一日分価格(税込)…0円


区切り線


ツムラ 大黄牡丹皮湯 エキス顆粒(医療用)の通販画面へツムラ 大黄牡丹皮湯 エキス顆粒(医療用)の通販画面へ »
ツムラツムラ » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:33
本剤は、〈顆粒剤〉です。
医薬品の個人輸入
ツムラ 大黄牡丹皮湯 エキス顆粒(医療用)のお買物(shopping)
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k0647 42包(2週間分) 2,618円(税込)
数量
k0775 189包(63日分) 10,843円(税込)
数量

●一日分生薬乾燥エキス量…1.75 g  ●一日分価格(税込)…171円


区切り線


ご購入手順

SSL説明ページへ

*【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
*複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。
*別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
*このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
CreditCardの使用ができるようになりました。

  リンク電話注文 »電話注文 リンクFAX注文 »FAX注文 リンクメール注文 »メール注文 リンク直接来店 »直接来店

区切り線

証の判定

判定

証(症状・体質)判定を望む方判定の方右矢印 陰陽(太極図)証の判定メニュー画面へ »
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。Java

中医学の証・解説

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

大黄牡丹皮湯 朱雀:四神の獣・南方の守護神

八 法

吐法:嘔吐させることにより、咽喉・胸膈・胃カンなどに停留している痰涎・宿食・毒物などを口から排出する治法です。

【中薬大分類】癰瘍剤(ようようざい)…できものに対応する方剤です。解毒消腫・托裏排膿・生肌斂瘡の効能を備え、体表部の癰(ヨウ)・疽(ソ)・疔(チョウ)・セツ・丹毒・流注・瘰癧また臓腑の癰瘍(ヨウヨウ)に適用する方剤です。

【中薬中分類】内瘍剤…体内のできものや潰瘍(臓腑に生じる内癰)に用いる方剤です。

八綱分類

裏熱実(りねつじつ) 裏 熱 熱 実 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(暑がり)、実証(体力充実)、瘀血(血流停滞)の方に適応します。


【気血津・臓腑証】
裏実熱・血瘀(りじつねつ・けつお)…「腸癰」に用いられました。清熱の大黄・牡丹皮・冬瓜仁、瀉下の大黄・芒硝および潤下の桃仁、活血化瘀の桃仁・大黄・牡丹皮、さらに排膿の冬瓜仁、という配合です。桃核承気湯とよく似た構成ですが、清熱・活血化瘀の効能がより強いです。下焦の化膿性炎症で循環障害をきたした状態に適しています。

【証(病機)】熱毒蘊結・気血壅滞(ねつどくうんけつ・きけつようたい)

女性  男性 女性の使用が多い方剤です。

中医学効能(治法)

瀉熱逐瘀・清熱瀉下・活血消癰

用語の説明(term)

瀉熱(しゃねつ)…熱の過剰な状態を改善することです。

清熱瀉火法(せいねつしゃかほう)…寒涼性の生薬を用い、熱や火邪(高熱・口渇・顔面紅潮・目の充血・腹満)を除く治療法です。

活血(かっけつ)…血の流れを良くすることです。

熱毒(ねつどく)…熱の勢いが強く、発赤、腫脹、化膿、高熱などを引き起こします。

使用目標(aim)

本方剤の適応する使用目標は次のとおりです。
●オ血があり、下半身に炎症や化膿があって、発熱、腫れもの、痩痛(ずきずきする痛み)がある。
●特に右側の下腹部に落痛を感じ、押すと抵抗感や圧痛がある。
●便秘傾向があり、月経不順や月経過多などの月経異常がある。
●発熱、発汗、悪寒があっても、脈は遅くしっかりしている。


症例・病例・治癒例・case study(case study)

【大黄牡丹皮湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈下腹部の痛み〉

治例図 48歳、男性。170cm、73㎏。石油店勤務。

右下腹部の痛みを訴えて来店。疲れると、右下腹部に鈍痛を感じるという。大便1日1行。小便1日5~6回。舌色やや赤みがあり、瘀血色がわずかに見られる。舌苔なし。

大黄牡丹皮湯7日分を処方したところ、大便が気持ちよく出て、3日目ぐらいから痛みを感じなくなったといい、7日分を服用してとりあえず廃薬した。

右下腹部の痛みには、大黄牡丹皮湯と単純に割り切って処方 を決めて、よく効いた例です。

大黄牡丹皮湯は桃核承気湯とともに陽明病(裏実熱証)の瘀血の薬方です。

桃核承気湯は腸燥秘結で上気逆があり、そのため目の充血・ のぼせ・イライラ・上熱下冷など、上焦に症状が現れます。月 経時や疲れた時に小腹急結という左下腹部に特徴的な痛みが出 ます。痔や月経不順などの他、子宮`直腸・結腸・腎臓・膀胱 など下腹部に痛みが現れやすいのが特徴です。

陽明病は、高カロリー食・肉・乳製品・冷飲食・ファースト フードなどの過食や飲酒過多などが裏熱(胃熱)をまねくことで起きやすくなります。いずれこれが全てᶰ血化しますので、飲食不摂の多い現代では、今後ますますᶰ血に対する処置が必要になっていくかと思われます。

弁証論治 リンク血ᶰ(ᶰ血)証 »

・現代病名:下腹部痛

区切り線

2〈右側下腹部の痛み〉

治例図 61歳女性。

右側下腹部がチクチクと痛むとのこと。「盲腸でしょうか?」と言うので、「便秘は?」と聞くと、「少し固い程度。そうでもない」と言う。「右側は便秘、左側は瘀血」といわれているので、大黄牡丹皮湯を1日2回のんでもらう。

婦人華を服用中なので併用します。7日で痛み解消。念のため病院で診断してもらったら異常なしで安心しました、との電話がありました。あのまま放っておいたら盲腸になっていたかもしれません。

弁証論治 リンク血ᶰ(ᶰ血)証 »

・現代病名:下腹部痛

区切り線

組成成分

各生薬の詳細説明にリンクします。
桃仁  牡丹皮  大黄  冬瓜子  芒硝 

中薬構成(herb composition)

神農

大黄・苫硝は調胃承気湯から甘草を去ったもの。これに駆瘀血薬である牡丹皮・桃仁と、消炎・排膿薬である冬瓜子を加えたもので ある。甘草という緩和薬を除いてあるので、作用は一層強く現われる。
桃核承気湯より駆瘀血作用も強く、その上に消炎・排膿薬が入っているので、調胃承気湯を使いたいようなタイプで、瘀血・炎症・化膿の徴あるもの(下半身の炎症)が、本方剤の適応となる。

神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

区切り線

処方画像

大腸と小腸盲腸を切らずに治す大黄牡丹皮湯
人間の腸内には、いわゆる善玉菌と悪玉菌が存在しています。病原性大腸菌などの悪玉菌が、腸壁にあるわずかな傷などに付着し、力を付けて増殖すると化膿してしまうことがあります。この場合、最も化膿しやすいのが盲腸の虫垂という部位です。
急性虫垂炎の症状の特徴としては、初めは胃を中心として腹部全体に痛みを感じます。このとき胃腸薬を服用してもほとんど効果がなく、その痛みは右側の下腹部へ移っていきます。そのうち吐き気が起こり、嘔吐する状態になります。病院に行くと血液検査が行われ、白血球の大量発生により、虫垂炎と診断されます。
虫垂炎の手術は、外科手術の中でも極めて簡単な部類に属するため、即座に切り取られるのが一般的です。しかし、大黄牡丹皮湯を知っている外科医のもとでは、体にメスを入れることなく虫垂炎を完治させている例が非常に多いのです。
現代では抗生物質の発達のおかげで虫垂炎になる人は減っていますが、反面、病原菌と闘う善玉菌まで減らしてしまうことも否めません。手術後の癒着、切り傷のあと、抵抗力の減少などが心配な人は、大黄牡丹皮湯を覚えておくと便利です。
下半身の炎症を治療する妙薬
漢方では、血行障害やうっ血など、体内で起こる血の滞りをオ血といい、それを改善する代表的な処方のひとつに大黄牡丹皮湯があります。5つの構成生薬のうち、大黄と芒硝は、便通を促したり、熱や炎症を鎮めるなどの働きがあります。また、牡丹皮と桃仁は、血行をよくする作用に優れ、オ血の改善に役立ちます。さらに、冬瓜子(とうがし)には炎症を取り、排膿を補助する作用があるといわれます。これら5つの働きが合わさることで、下腹部痛、便秘、痔、女性の月経に関するトラブルなど、下半身にかかわる炎症や痛みに効果を発揮するのです。
体内の炎症や異常は、発熱や痛み、普段にない不快感など、必ず何らかのかたちで現れます。特に、右側の下腹部辺りを押さえてみて、いつもはない張りや抵抗感がある、圧痛がある、といった異常があった場合は、たとえ虫垂炎でなくても大黄牡丹皮湯を試してみるとよいでしょう。
ただし、大黄牡丹皮湯は、体力が充実している実証の人向けの処方です。虚証の人には腸癰湯(ちょうようとう)、さらに虚証の人にはヨク苡附子敗醤散(よくいぶしはいしょうさん)が用いられます。
大腸炎・胆石・リウマチにも使用されます。
体力がある程度充実している人に用いられる駆オ血剤には、大黄牡丹皮湯のほかに桃核承気湯と桂枝茯苓丸があり、駆オ血剤の3代表とされています。いずれも婦人科系疾患にかかわる症状、湿疹などの皮膚病に効果がありますが、特に大腸炎に用いられるのが大黄牡丹皮湯です。
腸の中に潰瘍ができて出血するような潰瘍性大腸炎の場合、まず、その血を止めるのに効果を発揮します。また、慢性大腸炎には、目標となる症状が適応することで用いられることが多いようです。
このほか、大柴胡湯と併用することが多い胆石症や、重症のリウマチが完治した例もあり、オ血体質の人には大変心強い味方なのです。

区切り線
区切り線
区切り線