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こんな方に

胃アトニーの方

主 治

胃腸虚寒/心陽虚/脾陽虚/肺陽虚

適応症

頭痛動悸慢性胃腸炎胃アトニー、常習性(慢性)頭痛、急性胃腸炎、感冒性下痢(泄瀉)症、神経性心悸亢進症、心臓病

応 用

腹痛(冷えると増強し、温めたり押えるとやや緩解する)・つばやよだれが多い。手足や腹の冷え・尿量が多い。泥状~水様便・舌苔は白滑・脈は沈遅などの症候(脾胃の寒証)が基本にある以下の状況。
1.慢性の胃腸疾患で、食欲不振・息切れ・倦怠無力感・声に力がないなどの症候(脾胃気虚)を呈するもの。
慢性胃炎・胃十二指腸潰瘍・過敏性腸症候群(下痢型)・慢性下痢症など。
2.急性の胃腸疾患で、冷たい飲食物のとり過ぎや、寒冷の環境で発生するもの(寒邪直中)。
急性胃炎・急性腸炎など。
3.胃腸虚弱のかぜひきで、悪寒・頭痛・関節痛・発熱を伴うもの。
4.頭痛・片頭痛。

妊娠・授乳の注意

女性

●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

診断のポイント

●冷え症で下痢(泄瀉)しやすい
●表証+心下痞硬、胃弱
●四肢倦怠、足冷え、頭痛

弁証論治

●心陽虚 »
●脾肺気虚 »
●脾陽虚(脾陽不振・脾陽虚弱・脾胃虚寒) »

出典書籍

出典書籍 (source)
西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 六経によって急性熱病を識別し、治療する方法について説明している。→処方使用期間:1757年間


処方別・製品一覧

医薬品個人輸入 説明表示をクリック(タップ)→説明表示 いらっしゃいませ 医療用漢方薬

ガロール 健芯液の通販画面へガロール 健芯液の通販画面へ »
日水製薬日水製薬 » ≪医薬品≫ 本剤は、〈内服液〉です。
ガロール 健芯液のお買物(shopping)
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k1587 30mL×10本入 3,996円(税込)
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●一日分価格(税込)…1166円


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クラシエ 桂枝人参湯 エキス細粒の通販画面へクラシエ 桂枝人参湯 エキス細粒の通販画面へ »
クラシエ薬品(カネボウ薬品)クラシエ薬品(カネボウ薬品) » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:KB-82・EK-82
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k1545 (EK-82)2.0g×42包(2週間分) 3,483円(税込)
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k1543 (KB-82)3.0g×28包(2週間分) 3,483円(税込)
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k1544 (KB-82)3.0g×168包(12週間分) 19,692円(税込)
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k1546 (EK-82)2.0g×294包(14週間分) 21,883円(税込)
数量
●一日分価格(税込)…227円


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ツムラツムラ » ≪医薬品≫ 漢方製剤No:82
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商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k0693 42包(2週間分) 4,370円(税込)
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k0821 189包(63日分) 18,400円(税込)
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●一日分生薬乾燥エキス量…2.50 g  ●一日分価格(税込)…307円


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剤盛堂薬品剤盛堂薬品 » ≪医薬品≫ 本剤は、〈散剤〉です。
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k2049 500g 31,428円(税込)
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証の判定

判定

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※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。Java

中医学の証・解説

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

桂枝人参湯 朱雀:四神の獣・南方の守護神

八 法

温法:温裏・散寒・回陽・通絡などの効能により、寒邪を除き陽気を回復し経絡を通じて、裏寒を解消する治法です。

【中薬大分類】温裏(補陽)剤…体内を温める方剤です。即ち、裏寒を改善する方剤です。

【中薬中分類】温中散寒剤…中焦の冷え(裏寒)に用いる方剤です。中焦脾胃の陽気が虚衰して、運化と昇陽が不足し、腹痛・腹満・食欲不振・口渇がない・下痢・悪心・嘔吐・舌苔が白滑・脈が沈細または沈遅の症候がみられます。

八綱分類

裏寒虚(りかんきょ) 裏 寒 寒 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(虚弱)の方に適応します。


【証(病機)】脾胃虚寒(ひいきょかん)

中医学効能(治法)

温中散寒・健脾益気・辛温解表・補陽(心、脾)・補気(心、脾)

用語の説明(term)

温中散寒法(おんちゅうさんかんほう)…温・熱性の生薬を用いて脾胃を温め、腹痛や冷え下痢などを治療する方法です。類語:温裏散寒法(おんりさんかんほう)

健脾(けんぴ)…脾の働きです。脾胃の機能を正常にする治療法です。

益気(えっき)…気を補充することです。

辛温解表法(しんおんげひょうほう)…辛温解表法:辛温の薬で温め風寒の邪を体表から発散させる治療法です。悪寒、頭痛、発熱を治します。類語:祛風散寒法(きょふうさんかんほう)。

脾胃(ひい)…脾胃;胃は現在の胃と考えてよいですが、脾は脾臓の事ではなく膵臓の働きに近いです。胃が消化した飲食物から滋養物質と水液を吸収し肺に送り、肺から全身に巡らせます。脾胃=消化器系のことです。

虚寒(きょかん)…虚証で寒のあるものです。陽気が欠如して体を温めることが出来ない状態です。←→実寒。温める力、陽が不足し冷えやすい状態です。


症例・病例・治癒例・case study(case study)

【桂枝人参湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈長年悩んでいた頭痛から解放された〉

治例図 Mさんは、中堅の食品会社に勤めて30年のベテラン営業マンです。最近、仕事上のストレスが大きくなっています。
加えて、Mさんは数十年来の頭痛持ちです。ストレスが高まり、緊張が続くと眉間やこめかみの辺りがズキズキと痛み出すことが多く、仕事中に痛み出したりすると仕事にならないため、大変困っていました。そこで漢方を始めることにしたのです。
Mさんの場合は、胃腸が弱く、胸がつかえたり、下半身が冷えたりする体質で、桂枝人参湯という漢方薬が処方されました。すると、見事に頭痛が治りました。長年の悩みの種から解放されたMさんは、以降、この薬を常備薬にしています。

・現代病名:頭痛

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2〈漢方薬と点滴で危険な状態を脱出〉

治例図 看護師のAさん(23歳・女性)は、前夜から続く嘔吐と下痢、熱で、職場の病院を早退することになり、その前に漢方薬をもらいに診察室を訪れました。

その場で医師に処方してもらった桂枝人参湯を服用し、症状は治まったものの、脱水による手足のしびれが出て動けません。

冷えが強いため、真武湯エキスをお湯で溶いて服用し、体を温め、さらに点滴液を温めて処方されました。

点滴液が体に100ml入ったところで、手足のしびれが取れ、Aさんは危険な状態を脱することができました。

・現代病名:自家中毒

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3〈桂枝人参湯で下痢が止まり体力も回復〉

治例図 今年70歳になるCさん(女性)は、体が弱く、かぜをひくたびに激しい下痢に悩まされていました。

そんなCさんを心配 した長男が知り合いの漢方薬局で相談したところ、桂枝人参湯を勧められました。

早速、服用しはじめたところ、すぐに食欲が出て、かぜをひいても下痢をしなくなりました。また、顔色もよくなり、以前に比べて体力もついてきました。

Cさんはいま、趣味の花づくりを続けるためにも、桂枝人参湯を一生飲み続けたいと思っています。

・現代病名:下痢

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組成成分

各生薬の詳細説明にリンクします。
桂皮  乾姜  人参  白朮  甘草 

桂枝人参湯の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 大分類 中分類

桂皮 »

4

温中散寒

温経散寒

止痛

解表剤

辛温解表薬

乾姜 »

2

温中散寒

温経散寒

補陽

止嘔

温裏薬(散寒薬)

人参 »

3

補気健脾

生津

消痞

補虚薬

補気薬

白朮 »

3

補気健脾

利水

止瀉

補虚薬

補気薬

甘草 »

3

補気健脾

生津

止痙

補虚薬

補気薬

・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
・臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
・佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
・使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

1.乾姜・桂皮は、末梢性・中枢性に血行を促進し、特に腹部を温めて痛みを止め(温中散寒)、冷えによる胃腸平滑筋のトーヌス上昇を緩解する。また、トーヌスの低下・蠕動無力を呈するとき(気虚・陽虚)には、血行改善により腹中を温め、トーヌス・蠕動を正常化させる(温陽)。
2.人参・白朮・甘草(炙甘草)は、消化吸収を強め、元気をつけ、全身の機能を高める(補気健脾)。
3.白朮は、消化管内の水分を血中に吸収して利尿によって排除し、下痢~軟便を緩解させる(利水止瀉)。
4.人参は上腹部の痞えを除く(消痞)。甘草(炙甘草)は乾姜の刺激性を緩和し、鎮痙・鎮痛に働く。
5.桂皮は、悪寒・頭痛・関節痛・発熱などの表証に対し、発汗・解熱・末梢循環促進の効果によって緩解させる(辛温解表)。
(補足)
本方は、温中散寒の人参湯に、辛温解表の桂皮を加えたものである。桂皮は循環促進に働くので、人参湯の温中散寒の効果を強めたものと考えてもよい。

中薬構成(herb composition)

神農

人参・白朮・乾姜・甘草は人参湯で、この方剤は人参湯に桂枝を加えたものと考えればよいです。

桂枝は桂枝湯の桂枝で、頭痛や肩こりを発散させ、解消させるとともに、神経性心悸亢進をしずめる作用があるから、人参湯を用いたいような人で、頭痛・肩こり・神経性心悸亢進を訴えるような場合に適した方剤と言うことができます。人参湯を用いたいような人とは、顔色の悪い、腹力のない、胃アトニータイプと考えればよいです。

神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

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